彼は私のヒーロー!人生を変えた彼

転職先の新入社員研修で出会った彼。

 

私より6歳年上でしたが、同期入社でした。
研修先で初めて見たときは、日焼けしているし
遊んでそうだなという印象でした。

 

家の方向が同じだったので、
帰りの電車が一緒になりました。

 

その時、連絡先を交換しました。

 

話しをして行くうちに、彼はオーストラリア留学から帰ってきたこと、
サーフィンが好きなことが分かりました。

 

もともと私は、海外や英語、
それからスキューバーダイビングをするので海にも興味がありました。

 

1週間の研修が終わり、
それぞれ茨城と埼玉に配属が決まりました。

 

お互い慣れない仕事に戸惑いながらも、
情報交換をしながら連絡を取り合っていました。

 

ある日、彼からサーフィンをしに一緒に
海に行かないかと誘いの連絡をもらい、
2人の交際がスタートしました。

 

そうこうしているうちに、2年が過ぎました。

 

お互い結婚適齢期ではありましたが、
彼の口から結婚の言葉は出てきませんでした。

 

彼は同時に入社した会社も退職してしまい、
仕事を点々としていました。

 

このままこの彼を信じて、結婚を待っていればいいのか、
それとも踏ん切りを付けて別れた方が良いのか悩む時期に突入しました。

 

そんな気持ちのまま、いつものように一緒に海に行き、
サーフィンをしていた時のことです。

 

その日は風も強く波も高い日でした。

 

彼はサーフィン仲間と話しをしていたので、
1人で先に海に入って行きました。

 

波待ちポイントまで行こうとするのですが、
かなり強いカレントに流されてしまい、
気がつくとその流れは岩肌がゴツゴツとした高い崖に向かっていました。

 

このまま流されれば、その岩肌に打ち付けられ、
大怪我をすることは間違いないと思い、必死でパドリングをしました。

 

一掻き一掻き、丁寧にしっかりとパドリングをしようと思っても、
正気ではいられず、力も限界に達していました。

 

もうダメだと思ったその時です。

 

彼がパドリングをしながらこっちに向かってきました。
私のところまで来ると、「ピンチ面してるな」と笑い彼が
自分のリーシュコードを私に差し出し、
私をカレントから引っ張り出そうとしてくれました。

 

私はしっかりと彼のリーシュコードにつかまり、
これで助かったと思いました。

 

しかし、その日の海はひどく荒れていて、
彼の力でもそのカレントから抜け出すことはできませんでした。

 

このままでは2人して死ぬかもしれないと思いました。

 

私は「もういいよ」と言って、
気がつくと命綱でもある彼のリーシュコードを
ぱっと手から離していました。

 

すると彼は「バカヤロー!なんで離すんだよ!」
とものすごい剣幕で私を怒鳴りつけました。

 

それで私は正気に戻りました。

 

彼のリーシューコードに捕まっていた間に少し体力が回復していたのでしょう。

 

私も無我夢中でパドリングをしました。

 

なんとかそのカレントから抜け出し、
何度も波に巻かれながらも砂浜まで帰ることができました。

 

彼は私が浜に戻れたのを見届けると
そのままサーフィンをしてに沖に戻っていってしまいました。

 

でもそんな彼の後ろ姿をみながら、自分の父親を思い出しました。
私のことを本気で怒ってくれた男性は、父親の他に彼だけだと思います。

 

私を助けようと彼も必死だったんだと思いました。
この経験で、私は一生、彼を信じてついていこうと決めました。そ

 

の後、彼とはめでたくゴールインし、今では結婚生活8年目です。
今でも彼が助けにきてくれたときの光景が忘れられません。

 

彼は私のヒーローです。

 

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